ゲシュタルト療法

◆ゲシュタルト療法とは
 ゲシュタルト療法は、ユダヤ人の精神科医フレデリック(フリッツ)・パールズ(Perls, F.S. 1897年−1970年)によって創始された心理療法です。
 ゲシュタルトとは、配置・統合された全体・構造という意味であり、人間の思考・行動・感情なども本来は統合され、全体としてまとまっているものと考えられます。 人間は、何かと物事を対照的にとり、個体と環境、身体と精神、自己と現実など対立した実体として考えがちになります。 ゲシュタルト療法では、このような二元的な立場にいるクライエントを一元的な立場に立ち戻るように試みます。
 パールズは、「全体は要素の総計ではなく、全体が部分を定める」というゲシュタルト的な見地から、カウンセリングの場面はカウンセラーとクライエントとの相互関係が重要であるとしています。 そして、カウンセリングにおいては、クライエントに現実との接触を深めさせるために、実験的な技法を用いながら、「いま、ここで」の体験を通じて心身の感情や感覚に焦点を当て、自己への気づきを促すことを目指します。

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