来談者中心療法

◆来談者中心療法とは

 来談者中心療法(クライエント中心療法、Client-Centered Therapy)とは、アメリカの臨床心理学者カール・ロジャーズ(Carl Ransom Rogers,1902年1月8日−1987年2月4日)が治療過程における治療者の態度に注目して創始した心理療法のことをいいます。
 ロジャーズは、個人のパーソナリティを自己概念と経験の一致・不一致から説き、自己概念と経験の不一致が不適応や病理を生み出すと説きました。
 来談者中心療法では、カウンセラーの態度、すなわち、無条件の肯定的関心(評価的態度無しにクライエントの立場を尊重すること)、共感的理解(クライエントの体験や情動をあたかも自分のことのように感じること)、純粋性・真実性(役割行動や防衛的態度をとらず、カウンセラーの感情とその表現が一致していること)が重視されています。
 このカウンセラーの基本的な態度は、流派を問わず広く受け入れられています。

 >>来談者中心療法に関する書籍はこちらです。