心理学用語(ら行)

    • ラポール rapport  心理療法において、治療者(面接者)とクライエントの間で相互に尊重し、信頼し合い、感情の交流を行える関係が成立している状態。
    • リスキー・シフト risky shift  個人で単独に決定を行った場合よりも、集団討議を経た後の決定のほうが、より危険性の高い勇ましい(リスキーな)決定になること。
    • 流言 rumor  ある集団や社会の中で、情報内容について事実の検証がなされないまま、人から人へと連鎖的に広がっていく言説。
    • 両価性 ambivalence  同一の対象に対して、相反する感情が同時にある状態。
    • 劣等感 inferiority complex  他人に対して自分が劣っていると感じること。人間は成長の過程で自我を発達させるが、この段階で他人との競争意識が生まれ、その競争面での挫折の結果が劣等感とみなされる。
    • レット障害   1966年にウィーンの小児科医レット博士によって報告された広汎性発達障害のひとつ。ほとんど女児に起こる進行性の神経疾患で、知能や言語・運動能力が遅れ、常に手をもむような動作や手をたたいたり、手を口に入れたりなどの動作を繰り返すことが特徴。生後6月から1年6月の頃に発症。児童期には体幹失調・脊椎変形・舞踏病様運動・てんかん発作が現れ、進行性。運動機能が崩壊する。精神遅滞は重度。
    • レディネス readiness  学習が可能になるためには,心身ともに一定の発達を遂げていなければならないが、このような学習可能な準備状態のことをいう。
    • レミニッセンス reminisence  記銘学習において、学習が不完全な場合、学習直後よりもしばらく時間が経過してからのほうが再生量が向上する現象のこと。
    • REM睡眠 Rapid Eye Movement Sleep  閉じた瞼の中で眼球が急速に動き、心拍や呼吸が早くなる睡眠状態のこと。成人では入眠後約90分の周期をもって一晩に4〜5回出現する。覚醒パターンに近い脳波を示し、夢を見ていることが多い。
    • 恋愛妄想 erotomania  相手が自分に対して恋愛感情を持っていると思いこむ妄想。
    • ロゴセラピー logotherapy  フランクルが創始した一種の実存的精神療法。人は実存的に自らの生の意味を追求しており、その意味が充たされないということがメンタルな障害や心の病に関係してくると考える。ロゴセラピーは、人にその生活状況の中で「生きる意味」を充実させることが出来るように、あるいはその価値の評価の仕方を変えることが出来るように援助しようとする。